パソコンのBTOサービスについて
BTOとは
BTOとは Build To Order の略称で「受注生産」の意味です。
パソコン生産における「BTO」
パソコンを一台組み上げるためには大きく下記で構成されます。
組立品
ケース、メインボード、CPU、メモリ(DIMM)、ストレージ(HDD、SSD、M.2)、グラフィックボード、電源
インストール
OSバージョン、ソフトウェア
お客様によってパソコン組み立ての仕様が変わる
パソコン組立の構成は上記の通りですが、お客様毎に仕様が変わります。
設置する環境が狭い場合「スリム」「スモールタイプケース」を使用します。
- 設置する環境が狭い場合、スリム、スモールタイプケースを使用します
- ゲーム等に使用したい場合、高性能なグラフィックボード、CPU等が要求されます
- メール等のみに使用するお客様の場合、低スペック(安い)が要求されます
そのため、パソコンのBTO生産(受注生産)ではお客様の要望にそってカスタマイズして組み立てることが重要となります。
パソコンBTOの種類
OS
パソコンを起動させる基本システムになります。バージョンと種類が多岐に渡ります
ソフトウエア
動画編集ソフト、文書ソフト、表計算ソフト、設計ソフトなど専用ソフトのインストール。
スペック
CPU、メモリ、グラフィックボードなどの処理速度に影響する物など。
ちくま精機のパソコンBTOサービス
組立製造の流れ(例)
下記の流れでパソコンを1日で組立て出荷が可能です。※数量限定となります
- 夜間処理によりちくま精機へデータ転送。(注文)
- データから、シリアル作成(お客指定、ちくま精機指定どちらも可能)
- データをもとに部品ピッキング
- 部品を組み立てる。
- OSインストール、ソフトウェアのインストール
- 機能検査
- 指示によってライセンス認証代行
- 梱包出荷
1日で組み立て出荷できるケース(数量限定)
1日でパソコン組立&出荷ができるケース
- 事前に部品、使用情報が準備されている(SOP含め)
- 数量限定 ※その時の状況、内容のため要相談となります
- 事前の情報共有ができていれば概ね可能です
出来ないケース
- インストールに時間を要する物(数時間)
- ライセンス認証が必要な物(出荷当日で出来ない場合が多い)
- SOPなどの情報が無い
その課題、お任せください
パソコンBTOをまるっとお任せ
ちくま精機は他部門との連携が強みです。パソコン組み立て用の部品調達から治具製作、設備設計までワンストップで承ります。
急な依頼でも大丈夫
同業他社様のパソコン組み立てオーバーフローも対応いたします。
省人化、工数削減
社内の製造やパソコン組み立てちくま精機にご相談ください。合理化に貢献します。
パソコンにこだわりません
デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット系など、最終製品のアッセンブリもお気軽にご相談ください、
パソコンの修理(再生)
故障個所の特定やパーツ(デバイス)交換、OS再インストール(リカバリー)も承ります。お気軽にご相談ください。
ちくま精機のパソコンBTO 特徴&取引実績
特徴
- 修理(ほぼ1日対応)
- 出荷(最短2日)
- BTO 組合せ製造
- 在庫保管(最長7年)
国内大手企業のパソコン組み立て・修理の実績30年以上
- エプソン販売株式会社様
- エプソンダイレクト株式会社様
- 株式会社アスク様
- 株式会社エルザジャパン様
幅広いパソコン修理対応
- 約100機種の修理実績
- 製品・修理のDB構築 短納期でのご対応
まとめ
パソコン組み立て、BTOの生産数量によっては、自社開発のピッキングシステムを使用して部品ピッキングを実施します。このシステムによりピッキング時間を短縮し、パソコン組み立ての当日発送を可能としております。同時に仕様間違いを防止しております。お気軽にご相談ください。
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- PC組立・修理・リワークについて
- 特徴&取引実績・パソコン組み立て
- 修理業務の一例
この記事を書いた人
原 優太
ちくま精機 製造部門 PC3グループ チームリーダー。パソコンの組立や修理、基板の修理やリワークなど、さまざまなご要望にお応えする担当の原です。お客様のパソコンに関するお悩みやご要望がございましたら、どうぞお気軽にお申し付けください。